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【イスタンブール】30年の時を経て再び… 写真と香りで世界を旅する

更新日:2月5日

イスタンブールの旧市街から新市街を望む

1.巨大なイスタンブール新空港


本当に大きなこの空港、現在第1ステージが完成していて、残り3ステージはこれから。全ての完成は203年、年間2億人利用見込みの世界最大の空港になるらしい。到着時、着陸>入国>荷物受取>出口まで1時間を要するそう💦

観光に力を入れるトルコでは3つ目の新しい巨大な空港に降り立つ。何年ものあいだ、ずっとこのイスタンブールへ戻ることを夢見てきた


ここは大事な友人との思い出の地、トルコ旅の2か月前にベネチアで偶然出逢った彼女と待ち合わせたのがイスタンブール。そこから新しい冒険旅が始まったのでした


彼女とはこの夏も東京で逢い、偶然が必然を感じる



2.念願の再訪、地下宮殿 The Basilica Cistern


東ローマ帝国の大貯水槽、メデューサの首がごろんと転がる空間

イスタンブールでは約2週間滞在し、今回はイスタンブールを旧市街・新市街(Kadikoy)・ヨーロッパ側と移動しながら、様々な顔を持つ、アジアとヨーロッパの交わるイスタンブールを堪能。旧市街ではAgora Guesthouse、KadikoyではAirbnbとModa Drei、ヨーロッパ側ではSed HotelとWabi Sabi Hostelと合計5か所に泊まりながら、ローカルライフを満喫



3.イスタンブールで暮らす、シームレス社会


イスタンブールで印象的なことは2つあって「野良猫が多いこと」と「喫煙者天国」

街の至る所に猫がいて、人間と共存しているのがトルコらしいシームレスな感じ。ここでトルコが誇る先端の整形技術の話を思い出す。つまり、どんな人間も、野良猫も受け入れるこころの広さがイスタンブールにはある

レストランに行くと、椅子を猫が温めていたリ、ホテルにチェックインすると早速荷物にのってくる猫さんたち。追い払われることもなく、余った食べ物をもらえたり野良猫に餌をくれる人も多いから不自由なく暮らす猫たち


イスタンブールの街はカラフル

特にモルディブから来ると女性たちの服装に自由さが際立つ

欧米と変わらず、お腹や肩を出したセクシーな恰好が多い


その反面、いつも旅路で使っているBooking.comがイスタンブールでは使えなかったり、市中のFree WiFiはパスポートナンバーや市民番号を入力しないとアクセスできなかったり、政府の検閲やコントロールがちらちらと暮らしに影響している

道には日本でもありそうな、イスタンブールの手軽なおやつとしてとてもポピュラーくり屋さん/トウモロコシ屋さんの姿も。また、日本のようにお茶をお出しする文化があって、こんな男性がお茶を店々に配るシーンもよく見かけた


4.なぜか心惹かれるモスクと尖塔


そして、市中に幾つもあるモスクは相変わらず美しく佇んでいた

塔の先端が細くて美しく空を劈くように、まるで神への救いを鋭く求める人民のこころを表すような尖塔の姿にこころが震える


トルコの観光も完全に戻り、今や何を訪ねても1時間待ちはざら

観光にほぼ興味のない私は「地下宮殿」だけは最初に並んで入り、あとは修復中のブルーモスクとTopcapi宮殿の中庭だけ訪ねた。それと日帰りでプリンスアイランドへはフェリーで


6.グランバザール・スパイスバザール


今回の滞在では人混みを極力避けたものの、「バザール」は外せずグランバザールとスパイスバザールへ


私の場合、自然化粧品の素材を探すことも多く、今回はローズウォーターと洗顔用クレイ(泥)石鹸・キャンドルなどプロジェクトのこれからを見据えた調査も兼ねて

スパイスもさることながら、お茶も用途別に「コレステロール低下用」や「バイアグラ」というお茶まで(+_+)


7.グルテンフリー含むイスタンブールでの食事


Kadikoyという新市街には新しくグルテンフリーを扱うストアやカフェもありました

カフェ:Guru Moda は小ぶりな3-4席のカフェですがひっきりなしにヘルスコンシャスっぽいお客さんが来ていて、回転率が高い。こちらではお店で勧められたピスタチオケーキを、濃厚でクリーミーながらさらっと口の中で溶けていく感じはグルフリ・ビーガンならでは。


ちなみに、イスタンブールでは食事を頼むと自動的にパンが付いてきてこれを断ると別のオプションが無いので頻繁にお腹が空いていました。やっぱり米が食べたいので米のメニューがある場所へ行くわけですが「Pilafピラフ」とオーダーするとなかなかしょっぱい炊き込みごはんが来るので塩加減の好みな店に出逢うのが至難の業。最後にはやっぱり中華かインド料理に逃げておりました。


肉料理が中心のトルコ料理ですが、野菜料理も多いのでオーダーの際に抜いてもらうことが多かったですが、デリのように作ってある食事を選ぶタイプがやはり旅行者には楽でしょう。メネメンはイスタンブールの朝食スタンダード、トマトベースの野菜煮込みに卵を入れてかき混ぜる料理。卵を抜いてもらうとビーガンとして成り立ちます。


8.イスタンブールのウェルネス事情


イスタンブールの街を歩くと「プチ整形」や「植毛」の看板があちこちにある

そういえば、有名人がトルコで増毛、などたまにニュースのタイトルで見かけることを思い出す。ボトックス注射やヒアルロン酸など直接的なものや歯列矯正など、ありとあらゆる美容を割と手軽な価格で出来るのが魅力ともいえる


出来るだけナチュラルなものを探すとここでもヨーロッパ側を中心にウェルネスセンターがあったので滞在中2回訪れてみた。「腸クレンジング」があったので訪ねてみた


Vitalica Wellness


ここは、高級住宅地がそびえ立つ閑静な住宅エリア。Taksim駅やKabatas港から山に向かってかなりの坂道を上る。それもそのはず、山の上からのイスタンブール旧市街を望む景色は息をのむ美しさで、毎日絵葉書のような景色を楽しめるロケーション

そんな高級エリアにあるアルマーニ仕様のMacka Residences

この階下に幾つかのテナントと共にあるのが私が訪ねたWellness center


タイで行ったAmity Wellnessと異なるのは宿泊施設がなく、メニューから好きな施術を選べること


ここでも腸クレンジングがあって行ってみたのですが、「コーヒー」「ガーリック」などの温水タイプを選べないだけで基本同じ内容が35Euroとだいぶリーズナブルな価格


日本の腸クレンジングを調べたところまだ珍しいからか2-3万円することもあって、比べるとだいぶ安価


ここには施術メニューも豊富なのでトルコのローカルの老夫婦や家族、親子など色んな年代の組み合わせが訪ねてきていた。個室がたくさんありそこで施術をするのでお互いの様子は見えないのですが、待合室ではかなり多様な方が来ていることが見られた

腸クレンジングの他、オゾンサウナ、マシーンを使ったリンパドレナージュを試しましたが腸クレンジングがダントツの効果。そして、デトックスキッチンメニューにも挑戦しましたが、正直レベルがまだまだでタイ・プーケット島のAmity Wellnessに遠く及ばないレベルでした


9.ボスポラス海峡にも行った!


イスタンブールの観光のひとつ、ボスポラス海峡ツアーにも参加してみました。

泊っていた旧市街のホテルが近くて、同じピックアップバスで出逢ったアンジェットさんと色々お話しながらの2時間半

このツアーは緩慢と、雑然としていてあまりオススメは出来ないけど、適当な運営の割に最後うまくマネージ出来るんだなぁと変な関心をしてしまった(船を降りた後どうやって車に戻るのか謎だったけど、めっちゃ適当にPickupされてバスに乗った)

イスタンブール周辺の全体像を体感するには良いのかもしれない…


2週間、5か所泊って、欧州側・アジア側・旧市街・新市街から眺めて味わったイスタンブール暮らし。私のお勧めはアジア側Kadikoyで過ごすイスタンブール。アヤソフィア・ブルーモスク・トプカピ宮殿・地下宮殿など名所多い旧市街へもローカルフェリーで安価に簡単に移動が可能(20分に1本フェリーは往復している)


観光が本格復活しているイスタンブールは観光客でごった返しているので、観光客がほぼいないKadikoyでの暮らしはかなりストレスがなかった(けど英語は通じにくい)


スーツケース大小2個で移動している私には厳しい坂の多いイスタンブールだったけど、都度おじさん達が近くから来て助けてくれて、その優しさに感動するgiftもたくさんあった


Sed hotel前の坂が何しろ一番困難で、2/3行ってあと1/3は無理っていう時に、わざわざ文房具店を閉めてスーツケース2つ持ってくれたおじさん💗今思い出しても胸がいっぱいになるそのやさしさ(御礼を渡そうとして断られたので後で文具を買いに行きました♬)


ひとり旅するイスタンブールでは少しの困難と、おじさん達との触れ合いで優しい気持ちになれた場所でした




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